第12回医療連携推進会議

 
平成29年6月15日(木)定期巡回・随時対応型訪問介護看護 第12回医療連携推進会議が行われました。
当日は30名のご参加があり、介護保険課事業者指導係様、高齢者相談センター相談員さんをはじめ、ケアマネさん、在宅診療所さん、訪問歯科医院さんなど多職種の方々にご参加いただきました。
今回も実際にサービスをご利用頂いている2名のケアマネさんから事例発表をしていただきました。
 
①独居生活の方の服薬管理:ラヴィータ:菅
アルハイマー型認知症、Ⅱ型糖尿病に罹患されている独居高齢者の服薬コンプライアンスを紹介。
毎日2回の定期訪問による服薬介助、デイサービスを利用することで、病状進行の防止はもちろん、他者との関わりも繋げていきたいとサービスを導入。
②脳梗塞後遺症のある長男と本人退院後の二人暮らしの実例:居宅介護支援事業所ひかり:平木様
大腸重積での長期入院臥床による廃用症候群と、半身麻痺がある息子様との同居の中、毎日3回の排泄介助と、息子様の介護負担軽減を目的にサービスを導入。
◆それぞれサービス導入メリットとして ①支給限度額内での支援 ②経済的負担の軽減 ③小さな変化や異常時の発見と連携のとりやすさ を得ることができました。
 
定期巡回サービスは「地域包括ケアの柱」となりえる在宅サービスであり、今後もニーズは増えると思われますが、実際にはご利用者をはじめ、ケアマネさんでさえもまだまだ周知されているとは言い難い現状があります。
ケアマネさんがサービスの概要を知らなければ、ニーズとのマッチングはおろか、必要とされている方への提案さえもできないことになります。既存の介護サービスで困っている方、ご一緒に解決できるようご相談に応じます。ぜひご相談下さい。  今回も多くの方々のご参加、ありがとうございます。