第14回医療連携推進会議


  12月21日(木)定期巡回・随時対応型訪問介護看護 第14回医療連携推進会議が行われました。
当日は25名の参加があり、高齢者相談センター相談員さんをはじめ、ケアマネさん、在宅診療所さん、
訪問マッサージさんなど多職種の方々にご参加いただきました。
今回も実際にサービスをご利用頂いている2名のケアマネさんから事例発表をしていただきました。

①夫婦で定期巡回サービス利用に至った事例
:福祉の森さくら介護センター高松:渡邉CM
難病発症で要介護3の妻と、難聴で短期記憶障害がある要介護1の夫の、定期巡回サービス利用まで
の経緯を紹介。区分変更中でも結果を待たず、先行しサービスを自由に増加できること、たび重なる
緊急ニーズに随時対応することが可能であり、状態に応じてサービスをフレキシブルに増減できるこ
とが利点となり、課題の解決につながった。

②定期巡回を上手に利用し保険の枠内で収めているケース:めぐみの会大泉:大上CM
都営住宅に息子同居するアルツハイマー型認知症、廃用症候群のある利用者。
皮膚トラブルにより1日3回以上の排泄介助が必要になったことから、訪問介護+夜間対応型のサービ
スから、定期巡回サービスに移行した。定期巡回(看護あり)の他、デイサービス、ショートステイ、
福祉用具等を利用するが、2割負担の為に高額介護サービス費に該当。金銭面での負担も大きい。
できるだけ限度枠内で収めてほしいとの希望から、サービスを調整しながら課題の解決を図る。
清潔保持、緊急時の随時対応により、心身の状態安定を図ることができた。また、ショートステイ
利用月の日割り計算の算定方法を事例を交えて紹介した。

◆めぐみの会では、住み慣れた自宅で最後まであきらめずに生活できるよう、様々な事例紹介を通じ
定期巡回サービスの推進に努めております。
現状サービスで負担や限界を感じている方、ご相談ください。お力になれるようご相談に応じます!