ミニ実技研修!

めぐみの会では「質の高い介護の提供」を目指し、日々知識・技術の研鑽に励んでいます。
先日も8人の有志が集まり、デイサービス終了後のベッドを利用して実技研修を行いました。
今回は介護現場において最も事故の多い「移乗介助(トランスファー)」を行いました。
「ベッドから車いすへ移るだけ」と簡単に思われがちですが、実に奥が深く、リスクも高い介助なのです。
以下にポイントをまとめてみました。

①腰を落とし重心を低く構える・・・基盤の安定。万が一でも被害を最小限に。(相撲で言うシコ立ち?)
②相手と距離を近づけ体をコンパクトに・・・小さな動作で無駄をなくす。(前日のニンニク料理NGです)
③声かけをし、協力動作を得る・・・互いの呼吸を合わせることが大切。(阿吽の呼吸で!)
④前傾姿勢で立ちあがる・・・・テコの原理・相手の力を利用する。(1+1=5にでも6にでもなります)

参加したヘルパーさんは、何度も首をかしげながらも真剣に練習していました!また、研修終了後に食事を
しながら、日々のケアのあれこれ悩みを、みんなに話すのも良い時間になっているようです。

今回も充実した研修になりました!