
在宅介護を支える「めぐみの会」…利用者とご家族の声
在宅介護を受けること、それは家族や利用者にとって安心と喜びをもたらすだけでなく、人と人との心のつながりを育む機会でもあります。
今回は、「めぐみの会」の介護サービスを10年以上にわたって利用されているご家族の声を紹介します。
動画も公開しておりますので、こちらもどうぞご覧ください。
細やかな気配りが魅力

介護を受ける高齢の女性Tさん(妻・83)は、「めぐみの会」とのお付き合いがもう10年以上に。
「ヘルパーさんは朝も夕方も来てくれて、お薬をきちんと飲ませてくれたり、いつも笑わせてくれたり、本当に良い人ばっかり」と微笑みながら語ります。
自然で丁寧にしてくれるヘルパーさんたちの気遣いが、何よりもありがたいと言います。
「生きているのは介護のおかげ」…在宅で過ごせる幸せ

Tさん(夫・83)は、以前は入退院を繰り返して大変な時期もあったと振り返ります。現在も一日5時間の点滴を続ける生活が続いているそうですが、在宅で暮らせるようになった今、「家で過ごせることは本当に幸せ」と語ります。
「こうして家で過ごせているのは、介護してくださる皆さんのおかげ。感謝しかありません」
しみじみとその想いを伝えていました。
心を通わせる「温かい会話」の大切さ

ご家族が何よりも大切に思っているのは、「業務的」ではない、心が通った温かな会話です。
「介護は単に作業じゃないんです。会話に温かさ、いわば『血液』が流れていることが大事なんですよ」と息子さんは語ります。
初めてめぐみの会のヘルパーさんと出会った時、その温かな第一印象が今の長いお付き合いにつながっているのだそうです。
「一人では何もできない」からこそ必要な存在

介護される側にとって、身体が動かなくなった時、「一人では何もできない」という不安が常につきまと、ご家族は語ります。だからこそ、日常の些細なことでも気づき、自然に支えてくれる人たちの存在が欠かせません。
めぐみの会のスタッフはコミュニケーションを通して「安心感」を与えてくれるといいます。そんな信頼関係が築けているからこそ、長くサービスを利用し続けられるのだと、ご家族は実感しています。
息子さんからの手紙に込められた「ありがとう」

我々の原動力として、とても嬉しくなるのが「感謝の手紙」です。
これまで息子さんが何枚も贈ってくれています。
「あいうえお作文」形式で、ひとつひとつの言葉には、介護スタッフへの深い感謝が丁寧に綴られています。

「やさしい めぐみ会」「どんな時もしんじる心」「にんげん力」

「ありったけの力を尽くす」「がんばってくれた」「とっても感謝」

そして、まさかの「めぐみの会」の山添代表の名前でも…
——そんな温かいフレーズが並ぶ手紙は、スタッフにとってかけがえのない励ましです。
手書きの文字、選ばれた言葉のひとつひとつに、ご家族が介護にどれほど真剣に向き合い、スタッフに信頼を寄せてくださっているかが伝わってきます。
「支えてくれて、心からありがとう」そんな言葉が、めぐみの会の原動力になっています。
介護は、人と人の温かな関係性から生まれる

在宅介護の現場は、単に身体を支えるだけでなく、精神的な支え合いの場でもあります。
人とのつながり、温かな会話、そして信頼――
これらこそが、在宅介護を支える秘訣なのかもしれません。
最後に、利用者やご家族の笑顔と温かな会話から、人間らしい関わりがもたらす喜びを改めて感じさせられました。