ご利用者様からのお手紙

ご利用者様から、とても暖かいお手紙をいただきましたので

こちらでご紹介させていただきます^^

(※ブログ掲載の許可はいただいております。)

めぐみの会様

 一言で申し上げると、本当に素晴らしいスタッフです。

 コロナ渦の中、母が余命を宣告され、入院したままでは最期も看取れず、どうしようと悩んでいたとき、包括支援センターの方から「大丈夫。家で看取れますよ。石神井にはエキスパートがいます」と言っていただき、決意しました。

 そうして来ていただいたのが、めぐみの会の皆さん。ケアマネさんはゆっくり時間をかけて、母の状況や家族の希望を聞いてくださり、看護、介護のチームが発足。お医者様や入浴サービスの方々とも連携を取りながら、「最期までQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を最優先に、安心して旅立たせてあげたい」という家族の願いに沿った対応をしてくださいました。

 例えば、朝夕。毎朝の訪問看護では、点滴や状態の確認だけでなく、着替え後の丁寧な歯磨きや髪も梳いてくださり、夕方の訪問介護では清拭だけでなく、硬直しそうなところをさすったりマッサージされたり。そして、そのいずれもずっと笑顔で話しかけながら。母は毎日の訪問を心待ちにしていました。

 また、母だけでなく家族の健康も、常に気遣ってくださいました。「無理しないでください」「きついときは私たちに任せて休んでください」と、訪問の度に声をかけていただき、救われました。

 亡くなった日、深夜にも関わらず容態を伝えると駆けつけてくださり、お医者さんの死亡確認後も残って、最期の清拭と、お化粧まで。母の手を握って「よく頑張られましたね」と、母にも、私たちにも。家族以上の対応、プロフェッショナルとは、このことだと思いました。

 本当にありがとうございました。おかげさまで母は、最期を我が家で、一人息子夫婦とゆっくり安心して過ごしながら旅立つことができました。

 ころな渦は収束の気配も見えませんが、これからも私共のような家族を、その思いやりとプロの力でお救いください。ご健勝を心よりお祈り申し上げます。