4年ぶりに開催…めぐみの会全体研修【前編】自宅でできる介護予防~最期まで自宅で過ごすには~

2024年6月26日(水)午後6時30分より

練馬区立 男女共同参画センター「えーる」にて

4年ぶりとなる、めぐみの会全体研修を行いました。

立ち見が出るほど大盛況…4年ぶりの全体研修

日本に新型コロナウイルスが蔓延して以来、

この4年間休止していた「めぐみの会全体研修」

山添社長のあいさつをもって再開となりました。

全体研修は4年ぶりということもあって大盛況…!

過去最高の60人以上が参加。

事前にくる人数を聞いて席を用意していたものの、

急きょ「当日参加したい!」というスタッフも現れ、

立ち見がでるほどでした。

前半のテーマは「自宅でできる介護予防」

研修は「前半:自宅でできる介護予防」「後半:高齢者の虐待防止」の2部構成で行われました。

研修会再開後、最初の講師をしてくれたのは、

居宅支援めぐみの会の管理者である、

荻布善和 主任介護専門員(ケアマネージャー)です。

テーマは「介護予防と介護になっても安心して自宅で生活するために」。

まず、介護予防の基礎となる「フレイル予防」について解説。

フレイルとは…加齢により心身が老い衰えた『虚弱な状態』のことをいいます。

「社会とのつながり」がなくることを入口に、

「生活範囲」が狭まり、「心の健康」に影響が出て、

「お口の健康」つまり口腔機能が弱まり、

「栄養状態」が悪くなり、

「身体機能」までが低下するというドミノ倒しがおきます。

そういった『フレイル』にならないためにも、「栄養」「運動」に加え、

「社会参加」が重要ということが伝えられました。

高齢になっても、少しでもいいので、

仕事やボランティアをすることが社会参加につながるということです。

そうはいっても、

いずれは介護のことで心配になる時がきます。

心配な時には、まず「地域包括支援センター」に相談!

このことを再確認しました。

※地域包括支援センター…高齢者の健康面や生活面に関する相談を受け付ける、総合相談窓口。地域に密着していて、各市区町村に複数設置されています。公立中学校学区と同じくらいのエリアごとに設置されています。

認知症だから何もできない?「いいえ。できることはあります!」

そして、講義は「認知症」についても解説をしました。

荻布 主任介護専門員が参加者に問いかけます。

「認知症・介護状態の人は何もできない存在でしょうか?」

この問いに参加者は…。

「できることがあるのに、できないレッテルをはられているだけ」

荻布主任介護専門員の問いに対し、

参加者の一人、

ベテランヘルパーからは次の答えがでました。

「認知症や介護状態でも、できることがあるのに、できないレッテルをはられているだけ。」

荻布主任介護専門員も「まさに、その通り!」とした上で、

自分の実体験を話してくれました。

「ニッコリ笑って、こんには。それさえできれば全部上手くいく。」

それは、とある認知症の女性利用者さんの話し。

その方は昔、商売をやっていて、何十人もの従業員を束ねていたといいます。

その方がおっしゃった一言。

「お客さんにあったら、ニッコリ笑って、

『こんにちは』と言う。それさえできれば全部うまくいく。」

この言葉を聞いた荻布主任介護専門員は、

「記憶はなくなっていっても、

 生き方や、立ち振る舞いなど、

 大切なことは伝えられる。」と、こう思ったということです。

何歳になっても、病気になっても、介護状態になっても、

その人には何かしらの『役割』があるということを参加者に伝えました。

後編は「虐待防止」について…

そして、後編は「高齢者への虐待防止」についてです。

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